桜桃梅庵のブログ

着物好きの主婦のブログ

昔はみんな縫えた

和裁を習って、そろそろ2枚目の単が縫い上がると信じたいももさんです。

和裁をしていて毎回思う事ですが。こんだけ時間かかるならお金払うから縫ってほしいと思いながら、いつか家にある、サイズの合わない着物を直せたらと夢見て通っています。

そんな夢を見ながら思う事として、昔はみんな縫えたのが不思議でなりません。

ももさんの不器用さを知っているリアル友人なら納得するでしょうが

切り躾(しるし)が、だいたい合わない!!!

先生に苦笑いされるくらいに毎回合いません。

この合わないのがももさんだけでもなく、『あれ??なんで合わないの??.』

という声があっちから、こっちから聴こえてくる。

どんだけ昔の人は縫い物がうまかったの???と、泣きたくなりますが

何気なく和裁の先輩が言った一言で

『昔はここまで寸法きっちり取ってなかったんじゃないかなぁ?

指や手。肘までの長さが基本だったじゃない?』

確かに。

関係ないかもしれないけど同じ尺(シャク)でも大工さんの1尺と和裁の1尺は違うのももしかしたら、その流れから??

もちろん、姫様やら大店の奥方とかの着物は今みたいな寸法だったかもしれないけど、

町人や農民の着物はそんな厳密に作ってなかったんじゃないかなあ??

そう思うと、毎回印と印が合ってない…と嘆いてる私でもいつかなんとかなる!!と思いたい。。