桜桃梅庵のブログ

着物好きの主婦のブログ

我が家にはお手伝いさんはいない!

ももさん。です。

一人でお太鼓を結んでいると、あー、右と左の高さがちょっと違う💦💦

垂れ長すぎかも??平気??どう???

となるので基本半端か二部式なのですが(ここ最近喪服くらいしかちゃんと結んでいないかも)

そんな帯結びでいつも思うこと。

 

多分着物が普段着だった江戸時代の町人って、絶対みんなお太鼓結んでないよね。

そこそこお金持ちで銀座結びか

半端帯か兵児帯

昔の絵を見てると紐っぽい感じの帯とかよくあるし。

イメージだけど

きっちりお太鼓結んでるのって、武家屋敷とか、御店の奥様やお嬢さんだったんじゃなかろうか?

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江戸時代?の写真が残ってるお嬢さん

写真が撮れる時点で、それなりに裕福な人だと思うんだけど、

え?写真撮るのに帯締めかなり曲がってない?

帯揚げ出過ぎじゃない?とか、色々思わない?

でも当時はこれでよかったわけでしよ??

そう思うときちんと着る、って今ほどきっちりかっちりでは無かったのかな?

それにさ、ある程度裕福なお家ならお手伝いの一人や二人、奉公人やら飯炊き女やらいたんじゃなかろうか?

そう思ったら、見えない後ろを必死こいて心の目感じて、ここだ!!!ってまるで初代ガンダムアムロ並みにニュータイプを発動しなくても

『ちょっと、お花ー、ここ持ってちょうだい』

って言えば

『へい、奥様すぐ行くでー』って持っててくれるわけじゃない?

そしたらさっくり綺麗に着れるよね??

なんかそう考えたら、一人で帯結べる現代人て異様に器用なんじゃない?