桜桃梅庵のブログ

着物好きの主婦のブログ

若者は暗い色を着たいのか?

ももさんが着物を着始めたのが、24くらいの時でした。

今思えば、あの当時の背景を考えると、よく着物に興味を持ったもんだなー、と思ったりもする。(今ほど着物リサイクルも無かったし、着物を普段着にするって流れもぶった切られて、着物は正装!!が主流だった)

当時としても、あら若いのに珍しいと言われたのもこの年齢になった今(今年43歳)納得もする。

思い返すと、当時選んだ着物がほぼ黒地だった。

当時着物屋さんに若いんだから明るい色着なさいなー、そんな70過ぎても着れるようなの着ないで。と言われた意味が今ならよくわかる。

若いうちしか似合わない色が結構あるのよ!

今よく着る着物が黄八丈や米沢紬が好きなので基本的に黄色味が多い、そして似合ってると思う。(後何年行けるかな??)

ダーク系だと紺色や紫

黒がピンと来なくて久しいけど、一応雨用、月の物用にしている黒の紬(袷なのに洗っても縮まないから、大量出血しても対応ができる)はある。着やすくて可愛い着物なんだけど。ビンと来ないのはなんでだろ?た疑問に、思ったりする。

 うちに着付けを教わりに来てくれる若い子も華やかな色より落ち付いた色味を選ぶと子が多いので、洋服に近い感覚で着やすい色味を選ぶのかな??

たまたま今年洋服を買う機会が多かったのですが、桃夫さんに

『君は何故その色に柄物を、合わせようとするのだ???』と、真顔で聞かれたけどたとえば今日のコーデ

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幾何学模様の小紋に地味目に博多献上とか、合わせても柄❌柄だなぁ、なんかそういうところにもしかしてヒントがあるのかな???

 

 

 

 

 

落語の青菜

お落語で『青菜』という話に出てくるお酒で

『柳かげ』というのがある。

柳かげは上方の呼び名らしく、江戸だと本直しというらしい。

今日は久しぶりに家ですき焼きにした

だからというのもあれだけど、よし!今日は柳かげを飲もう!!!とメジャーカップに50ccずつ焼酎と味醂を計ってグラスに入れました。

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あははー!これはどんどんいけちゃうな♫と食事中に飲んでいたら、久しぶりの強いお酒だったからか、空腹だったからか、小一時間ほど動けなくなってしまった。

暑気払いの話として出るお酒だから、今日みたいに涼しい日に飲むものでは無いのかな?

でも美味しかったー♫

注意

みりん風調理酒ですると美味しくないですよ

単と夏の着物の違い

こんにちは、関東29度予報という事で真夏の着物にしました。ももさん。です。

 

前回のブログで単(ひとえ)は裏地の付いていない着物、と説明しましたが、え?夏の着物と単って何が違うのか

ぶっちゃけ何も変わらないです。

単純に夏着物とされている布が透けるほど薄い

透けるほど薄い布で作った単の着物が夏の着物になります。

夏の着物として『絽(ろ)』『紗(しゃ)』または麻の着物で『小千谷縮(おぢやちぢみ)や能登上布(のとじょうふ)宮古上布(みやこじょうふ)』も有名なのかな?

昔は6月を『蝉の羽月』とも呼んだそうで、6月というと衣替え??衣替えしたら、蝉の羽みたいな薄い衣だね、って感じなのかな??

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今日は麻着物なのだけど、そんなに透けるの??と思い、布ごしに自分の履物が透けるのか実験してみた。

結構なスケスケ具合だね。

 

着物愛か執着か

着物が好きだから、どんどん集まって着て嬉しいはずが、着物愛が残念な執着になって自分の心に影を落として居るようなそんなイメージがここ何年か付きまとっていました。

ついに一念発起して、(え?そこまで???)

とりあえずメルカリが出品サービス期間なので出してみる事にしました。

と言ってもお着物1つだけど…

そのために人台のももちゃんを引っ張りだして、この子なんでも似合っていいわーとか思いながら着せていたら、いやーコーデ考えるのも楽しくなってきた。

うん!これこそ着物愛だわ!

これとこれどっちが似合うかな?あれ?この帯こんなに可愛かったんだっけ?

とかそうやって着物に触れ合いたかったのがわかった

単(ひとえ)ってなんですか

最初

『単』が読めませんでした。

たん?????って読んだかも

ちなみに題名通り『ひとえ』と読みますが、

裏地の付いていない着物です。

着る時期は昔

(ももさんが着始めた20年前もそう教わった)

は6月と9月と言われていましたが、多分今やると熱中症になるので、個人的に熱中症になりやすい私は25度を超えたら単にします。

その時に気をつけていることは、襦袢!

襦袢にも夏用の薄い単もあれば、分厚い絹の袷もあります。

着物だけでなくそこにも気をつけると、暑かったり、寒かったりの体温調節がかなり楽にななりますよ♫

誰のために書くのだろう???

あ!今日はこれ書きたい!伝えたい!!という日も、なんともネタが無い、どうしたもんだ??と言う時もいつも思う事

このブログは誰が読むの??

若い人?ご年配?同世代??

着物を良く着る人?着物に興味がではじめた人??

そうなると伝え方も伝える言葉も全然変わっていってしまう。

どうしたもんだろう???

と思っていたのですが、昔の自分宛に書いてる。と知人が言っており、目から鱗がポロポロリ

あぁ、あの小紋も単もなんにもわからなくて、そんな着方してって言われて、毎日不安だった私に向けて書いたらいいのか、と言うことで明日からは昔のももさん。に向けて書いてみようと思います。

昨日から朝ランニングはじめました。

明日でやっと三日坊主になれますが、果たして台風の行方は

 

9月6日

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9月7日

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君の名は?

ももさん。です。

家の暖簾の前で写真を撮ったら、友人に小料理屋やれば??と言われました。

ある意味最高の褒め言葉?

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今更ですが、ももさんの名前は『橘 もも』と言いますが、かれこれ20数年使っているハンドルネームです。フェイスブックもこちらの名前で登録しています。

ですが、これから着物を広げる活動に本名とハンドルネームとどっちが良いのだろう???とわりとずっとぼんやり悩んでいました。

そんな時、キネシオロジストの長澤紀子さんに自分の深層心理を見てもらったら

(長澤紀子さんのブログはこちら

https://profile.ameba.jp/ameba/lkroot)

うん、深層心理はももちゃんが、いいって言ってるね、とのことをなので、安心して『橘 もも』として着物に向き合っていこうと思いました。

君の名は、というより私の名は?だな。